こんにちは。たむむです。
先日、7月2日(水)にHIMEHINA 4th ALBUM『Bubblin』が発売されたことをご存じでしょうか。このアルバムは「命」がテーマとなっており、命の煌めきや命の儚さにフューチャーしている楽曲が多く収録されています。個人的にはこれまでのアルバムと比較してもかなり完成度が高いと感じており、せっかくなので率直な感想を残しておこうかなと思いブログを認めることにしました。なお、音楽的な知識も楽曲の背景を読み解く考察力も持ち合わせていないので、思ったことを徒然に書いていくつもりです。また、インタビュー等はまだ読んでいないので頓珍漢なことを言ってるかもしれませんがご容赦ください。
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さて、早速アルバム収録楽曲について触れていきたいところですが、『Bubblin』を語る上で本アルバムのXFDを飛ばすわけにはいきません。
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視聴していただければ伝わると思うのですが、アルバム収録楽曲を単に繋ぎ合わせて流しているのではなく、XFDを一つの作品として完成させているんですよ。XFD専用のPV映像が作られていたり、ライブで実際に使用された映像音声が使われていたり、絶妙なタイミングでヒメヒナ二人のコメントが表示されたりと、視聴者を惹きつける要素がこれでもかと詰め込まれています。XFD以前に楽曲の一部は公表・リリースされていたため、それぞれの楽曲の魅力については知っていたつもりだったのですが、アルバムに収録されることで全体を構成する一楽曲としての魅力が新たに生じていますね。あまりにも完成度が高いので、アルバムがリリースされた今でも12:50の映像作品として視聴しています。初見のときは「密命」、「遺言」と「生と詩」が特に印象深く残っていた気がします。
それでは、各楽曲へ。
Track01.しゃぼんだま
ハーモニカと踏切の音による導入から、丁寧な歌声が広がるオープニングトラック。メロディーからはどこか物寂しさが感じられ、歌詞も「命」の在り方やその儚さについて触れていることから、この後の流れも落ち着いた空気感で進んでいくのかなと思っていました……。
Track02.LADY CRAZY
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しゃぼんだまからの繋ぎが良すぎて気が狂いました。前振りの「壊れちゃった」で気持ちが穏やかではない方向に振れそうになった瞬間に合わせてのLADY CRAZYはダメでしょ。脳に効きすぎる。楽曲単体としてもかなーーーーーり好きな部類に入るので、「レディクレ!?こんな序盤で?!」状態でした。ぼくはヒトガタでヒメヒナを知ったオタクであり、この曲からもヒトガタを聴いたときに感じた何かを感じてヒメヒナへの熱量が一気に上がったことを覚えています。また、リリース当時の歴代MV最速100万再生を達成しており、ヒメヒナが加速度的に伸びていることを実感した曲でもあります。この曲はとにかく楽曲の中毒性が半端なくて、聴いてる間ずっとドーパミン放出してる感じがします。個人的にCrazy Styleのヒナが好きすぎて気が狂いそうでしたね。突然性癖を刺してくるからびっくりしちゃった。
Track03.V
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ワチャメカダンスが先行して投稿されたとき、楽曲の一部切り取りだとは思わず何かの伏線かと勝手に思い込んでいました。楽曲の転調が半端なくてびっくりしました。この曲もヒメヒナらしさが詰め込まれているように感じますね。楽曲のテイストはもちろん歌唱の難しさという点も含めて。そしてなんといってもMVの豪華さ。「惚れたら死ぬぞ?」のところから一斉に現れるVtuber達。企業も箱も個人も関係なくいろんな人たちが集まっているのはこれまでの長い歩みで作りあげてきた関係値の賜物でしょう。あ、言うまでもないことですが「惚れたら死ぬぞ?」の前の咳払いが大好きです。全人類大好きでしょ。
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アルバム構成的には、絶対に飽きさせないぞ!最後までついてこい!と言わんばかりにヒットソングが続きます。さぁ!この曲は皆さん知ってますよね!!!!!ヒメヒナというアーティストを世に知らしめた最強の一曲。アップテンポでノリやすく口ずさみたくなるフレーズが多く中毒性がかなり高いです。ダンスもキュートで一時期はショートが愛包ダンスで溢れかえっていました。MVに他のVtuberが出ているのも話題になっていましたね。今は大好きな曲のひとつですが、リリース当時のバズの空気は正直複雑な気持ちでした。ヒメヒナが多くの人に知れ渡る喜びを感じる一方、こういう楽曲で人気が出るのかという困惑もありました。やはりアーティストヒメヒナの真骨頂はヒトガタのような尖り方だと思っているので、愛包は自分の中のイメージとの乖離がどうしてもあったんですよね。何度も聴いているうちに自分の中でもしっくりくるようになったのですが、愛包から入った人はヒメヒナといえば?のイメージをどんな風に持っているのか気になります。ちなみにこの曲はファン投票でも堂々たる一位。ヒメヒナの名刺といっても過言ではないでしょう。また、公式でファンが歌唱する合いの手が作られているため、一緒に楽しむという観点においてライブでも相当盛り上がります。会場で叫ぶあの一体感はたまりません。
Track05.Int:あいしてるげーむ
かわいい。とってもかわいいやりとり。
Track06.バブリン
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Int:あいしてるげーむからの繋ぎが良すぎる。あまりにもシームレスで脳が痺れる。繋ぎNo.1はTrack05→06です。サビに入るまでのメロディーがXFDからくる想像と違ってて面白いな~と思った記憶。この曲もサビの中毒性が高いですね。ヒメヒナの曲って中毒性が高い曲が多いのですが、これは愛包と同じで口ずさみたくなるリズミカルさがいいですね。サビのところちょっとだけでいいので歌ってみてください。癖になりますから。アルバム名を担ぐ楽曲であり、今を全力で生きよう!という勢いを感じる一曲ですね。歌詞にエクスクラメーションも出てきますし。歌詞は恋愛面からの描写が中心となっており、恋の熱量や勢いと泡の描写をうまく歌詞に落とし込んでいるんだろうなぁというのをなんとなくは感じ取ったのですが、言語化できそうにありません。なんかこういい感じですよね。ママボウヤの響きが好き。
Track07.キスキツネ
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7周年ライブにおいてプレミア公開を同時視聴するという珍しいリリーズがされた一曲。MVには様々なパロディが含まれていてそれを見るのも面白い。衣装も可愛いしダンスも可愛いしヒメヒナ楽曲の中では見る楽しさがトップクラスだと思っています。楽曲は全体的にいたずらっぽい可愛さに溢れている印象があって、言語化できないけど不思議と癖になる。そんな印象を持っています。アルバムで聴き直してるときに思ったんですけどベースがめっちゃかっこいいですね。普段どうしても歌中心に聞いてしまうので新しい発見をしてちょっと嬉しくなりました。
Track08.マザードラッグ
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最初に聴いたときは狂気さを感じて怖かった気がします。歌い始めから「カカカココケカ…」って始まるの流石に怖くないですか?歌詞も「卵創のイマジネーション ボクの官能を呼んでくれ」「ピルを破れ、破れ、破れ モラルという人間薬を吐いて」といった癖のある表現を使っていて知らない世界にいきなり迷い込んだ気分でした。こもってる?感じの歌い方してるのも特徴的でそうじゃないところとの差でぐっと引き込まれる感じ、あると思います。「きもちよくなっちゃった」のところは何回聴いてもいい。超えてはいけない一線的なものを超えさせてきそうな感じがありますね~。曲中でこんなにギャップ出してくるのは反則。
Track09.絶望を翔ける恒星
タイトルがかっこいーー!!!!イントロがかっこいーー!!!!サビ前がかっこいーーー!!!!オタク、みんなこういうの好きでしょ。実は「ん?これってヒメヒナの曲なんだ」と珍しく思った一曲。というのもこの曲はアニメOPをイメージしているそうなのですが、ヒメヒナ楽曲ではこれまでなかったように感じていたので新鮮味がありました。何かに抗い続けてて進み続けている印象を受ける歌詞は鈴木ヒナによるもの。歌詞も書けるのすごいね。この曲はXFDの映像を見てから聴くと世界観がグッと深まると思うので見ることをお勧めします。
Track10.密命
メロディー?リズム?がめちゃめちゃオシャレで聴いてて気持ちいい。音が踊っていて耳が忙しくなる感じも好き。この曲は田中ヒメ作詞なのですが、なんと一度書ききった歌詞をすべて白紙に戻して書き直したそうです。音と歌詞とのマッチ具合が抜群だと感じた裏にはそんなエピソードがあったとは……。「人類の羨望 羨め 羨め 欲しがってんだ脳内」のところが特にハマってる感じがして良い。カラオケで歌ったとき気持ちよずぎてびっくりしましたね。フォロワーもこの曲いいねって言ってたから全人類好きなんだと思います。
Track11.魂にひそむ
ここまでノンストップで走り抜けてきましたが少し落ち着いた感じに。ヒメヒナといえばアップテンポで耳に残る楽曲が取り上げられがちな気がしますが、歌の上手さが引き立つのはこういう曲な気がします。この曲は他の曲よりもヒメヒナという概念をベースに歌詞が書かれているんじゃないでしょうか。ヒメヒナを追い続けてきた人なら考察が捗りそうだなぁと勝手ながらに感じました。
Track12.Int:寝息
安らかな時間。このままこの穏やかな幸せがずっと続けばいいのに。
Track13.遺言
いかないで。思わずそう言いたくなる一曲です。
Int:寝息で一呼吸おく構成になっているのは、この曲に没入するには心の準備が必要だからでしょう。この曲の最も好きなところは歌詞のシンプルさです。先に逝ってしまうことを悔いながらも、残される者へこれまで共に幸せに過ごせた気持ちをまっすぐ伝え残していく、まさに遺言といえる楽曲ですが、意図的に平易な言葉で歌詞を綴っていると感じました。というのもヒメヒナ楽曲は彼女たちにマッチした言葉や表現を用いていることが多いため、普段の生活では触れないものが少なくないと思います。その難解さ故に歌詞の咀嚼が楽しみのひとつになっていると思うのですが、この曲はヒメヒナの世界観よりもヒメヒナの想いを重視するために言葉をわかりやすいものにしているのではないでしょうか。ぼくはヒメヒナがいつか終わりが来てしまうその日に向けて想いを残してくれている曲だと感じました。(模範解答的なことをいうと作詞のGohgoさんは愛猫を見ながら作詞されたそうです。それでもこの曲は聴き手によって想起されるものが違っていいのだとぼくは思います。)
丁寧に紡がれている言葉がまっすぐに流れ込むようなメロディーとなっており、非常に聴き心地が良いですね。コーラスやハモリも相まって歌詞を見なくともグッと引き込んでくるような力があります。
命をテーマにしたこのアルバムだからこそリリースできた楽曲だと思います。
Track14.Lemonade
遺言の世界から一変して晴れやかな夏空を感じる楽曲です。一気にまぶしさが目の前に広がってまだまだヒメヒナは続いていくんだと直感的に感じます。めちゃめちゃ天気の良い日にオープンカーで海沿いを走りながら聴きたくないですか?こういう青春感がある楽曲大好きです。コールも楽しそうですよね。ライブで披露されるのが楽しみです。「パ、パレードだ」←これすき。
Track15.風編み鳥
不思議とサビが頭に残る曲。ライブがもう少しで終わってしまうような別れと始まりの寂しさを感じます。歌詞全体を眺めた時に雰囲気はなんとなく掴めるもののピタッとした情景が脳内に浮かばないのがちょっと悔しいです。風を編むってなんなんだろう。
Track16.涙の薫りがする
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エモのかたまり。風編み鳥とこの曲が連続しているのは曲の流れや属性的な意味があるのだろう。明るい曲調なのにどこか物寂しさを感じる曲は名曲と相場が決まっている。ヒメヒナのこれからを感じる曲で歌詞がめちゃめちゃオシャレなところが特に好き。「EARTHを蹴っ飛ばして HEARTに変えたら 心の地さ 形は愛だ 孤独じゃないさ」「"別れ"はそっか"変われ"の合図だ」この歌詞が大好きすぎてもう本当に大好きなんですよ。この曲はうたかたよいかないでという曲のアンサーソングとしての立ち位置があるのですが、うたかたにも似たような「うたかたの文字を蹴散らして 並べてたたかうにしようよ」という歌詞があり、言葉遊び的なものをうまく歌詞に織り込んでいるところがオシャレですよね。あと、うたかたには「過去を過ぎ去ると書かずに 駆けて来ると書いて読んだなら ねぇ ずっとはしゃいでいられるよね」という歌詞がある一方で、この曲には「過去は駆けて来てくれない そう、分かったの」とあります。視点が過去から未来へと移っているんですよね。ヒメヒナが様々な経験をしながら歩んできたからこそ、このフレーズが生まれアンサーソングとして花開いたのでしょう。うたかたよいかないでもヒメヒナ楽曲で五本の指に入るくらいの名曲だと思ってるのでセットでぜひ聴いて欲しいところです。……これを書いている間に気づきましたが「うたかた」というワードも命のテーマにぴったりですね。
Track17.生と詩
「命」という深みのあるテーマで練り上げられた本アルバムの締めくくりとなる曲。さすがヒメヒナ、最後にふさわしい楽曲を用意してくれています。遺言と同じくいつか来る終わりを意識した楽曲だと思うのですが、遺言がより普遍的な終わりに対する歌である一方で、生と詩はバーチャルアーティストであるヒメヒナの終わりに対する歌のように感じました。
ところで、バーチャル存在における死は人それぞれに定義が異なるものだと思いますが皆さんはどのように考えていますか?ぼくは(すごく大雑把なに言ってしまえば)、存在自体が記憶から抹消されることだと思っています。引退が事実上の死をイメージさせることもありますが、バーチャル存在である以上、それは死の概念とはノットイコールだと考えています。すなわち、(自己の視点においては、)記憶を思い出すきっかけがあればバーチャルにおける死はやってこない。そう考えた場合に最も効果的なものは歌だと思っています。音楽って身近でいつでも手に触れられる場所にありますし、特定の曲を聴くと懐かしく感じたり当時の思い出が蘇ってきたりする記憶の呼び起こし的にも強い影響力があると思います。曲は不変であり、時間が経っても当時のまま残り続けることが大きな要因だと考えており、そうした観点からも音楽がぼくは好きです。
さて、この曲の歌詞を見てみると「死の代わりに詩を残せるように 歌を残して 残して 残してこれを ボクの生きた証にしようかな(/君と生きた証にしたいから)」とあります。まさにこれは、ヒメヒナという存在、そしてヒメヒナと共に過ごした在りし日々を歌に重ねて残していこうということではないでしょうか。ぼくはそう感じたのでそういうものだと勝手に解釈してこの曲を聴いています。
この曲のひとつの特徴として楽曲の長さが挙げられます。昨今の楽曲には珍しく約6分(5:53)の楽曲となっています。アウトロで約1分あるのですがこのアウトロがいいんですよね。楽曲を振り返り、アルバムを振り返り、その余韻を味わう時間を作ってくれているように感じますね。
さてさて、こうしてすべての楽曲に触れたわけですが、筆が遅い上に何が書きたいのかわからなくなることが多々あり、書き上げるまでにかなり時間が経ってしまった結果、リリースから1か月を過ぎてしまいました。ぼくはApple Musicに加入しているため1か月ごとの記録が確認できるのですが、先月は異常な数字となっておりました。

はい。Bubblinだけで1,129時間聴いているそうです。え、1,000時間越え?!ってシンプルにびっくりしました。流石にここまで聴き込むことになるとは思っておらなんだ…。まぁでも、ある意味このアルバムの完成度が高いということの裏付けになったんじゃないでしょうか。やっぱりBubblinはヒメヒナのアルバムの中でも頭一つ抜けていい作品になっていると思うんだよなぁ…。ぜひ多くの方に聴いていただきたいですね。
ちなみにフォトブック盤と幻のBlu-ray盤を買いました。
以上、HIMEHINA 4th ALBUM『Bubblin』を聴いた感想でした。
気が向いたらまた音楽の感想を書くかもしれないし、書かないかもしれません。